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“はっ!!そぅ~いや俺、どこもなんともないよな?”
聖夜は布団をめくり中を見た。
『ハァ~、な~にやってんだろ~、俺っ。』
聖夜がガクッとうなだれて頭を抱えているとその言葉に答えるかのように言葉が返ってきた。
『……な~んもしてねぇ~よ。安心しな。』
『……えっ!?』
‘カチッ……シュポー’
影貴はタバコを出し吸った。
『フーーッ(口からタバコの煙りを出す)、越してきた次の日の夜、アレ…聞いてたんだろ?ここ壁薄いからな~。』
影貴は壁に寄り掛かりながら言った。
“……アレ……バレてたのかっ。どうしようっ”
『あ……あっ……いやっ…そのっ……すっ…すみません。……俺、聞くつもりじゃっ。……ホントすみませんっ。』
聖夜はベットの上に座り、土下座をして謝った。
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