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『やっぱ、聞いてたんだ?』
『………えっ!?……あっ!?……ごめんなさいっ。本当にごめんなさいっ。』
今度はベットから下り、床(ゆか)に正座し謝った。
『……ハァ~、あのさ~?さっきから謝ってばっかだけど、俺、そんなに怖い?あれから毎回逢う度にそうやってビクついてるし。……』
影貴はため息を付き、頭をかきながらそう言ってまた話続けた。
『……それに俺、誰でもって訳じゃないから。ましてやノンケには興味ない。』
そう言い切ると影貴は聖夜に近付いて行った。
『…あ!!…あっ!!……んっ!!』
聖夜は近付く影貴を見てなぜか怖くなり下を向き目をギュッと閉じてしまった。
『ハァ~、また?……あ~ぁ、お隣りさんだし、せっかくお友達になろうと思ってもそんなにビクつかれてたんじゃなれるもんもなれねぇ~じゃん。』
影貴は聖夜の前にしゃがみ言った。
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