出会い

4/13
前へ
/24ページ
次へ
部屋に戻った聖夜は荷物を段ボールから出していた。 “とりあえず必要な物だけでも出しておこう。………でもよかった、吉城さんって人なんかいい人そうで。それに俺と違ってモテそうな感じだし。” そうこうしていると辺りはもうすっかり暗くなっていた。 『あ~、お腹空いた。え~っと……あっ!?あったあった。今日はこれでいいや。』 そう言うと聖夜はカップラーメンを取り出した。 それからお湯を沸かして食べ、お風呂にも入り床(とこ)についた。 聖夜は何も知らなかった。 これから先、いろいろな出来事が待ち受ける事を………。 このお話はちょっとおっちょこちょいでどこか憎めない柊 聖夜と言う男とその隣に住む吉城 影貴と言う男との物語です。 .
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

134人が本棚に入れています
本棚に追加