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部屋に戻った聖夜は荷物を段ボールから出していた。
“とりあえず必要な物だけでも出しておこう。………でもよかった、吉城さんって人なんかいい人そうで。それに俺と違ってモテそうな感じだし。”
そうこうしていると辺りはもうすっかり暗くなっていた。
『あ~、お腹空いた。え~っと……あっ!?あったあった。今日はこれでいいや。』
そう言うと聖夜はカップラーメンを取り出した。
それからお湯を沸かして食べ、お風呂にも入り床(とこ)についた。
聖夜は何も知らなかった。
これから先、いろいろな出来事が待ち受ける事を………。
このお話はちょっとおっちょこちょいでどこか憎めない柊 聖夜と言う男とその隣に住む吉城 影貴と言う男との物語です。
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