始まりの日
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この話は去年の梅雨の終わりくらいの時期から始まる… 自分の名前はつばさ結婚6年目二人の子供と嫁さんと四人家族で平穏に暮らしていた… 嫁さんの名前は千春(ちはる)歳は俺より二つ上の姐さん女房だ、勝ち気で負けん気が強く何時も明るい嫁さんだ。 自分はN県S市で鳶の仕事をしていた。 嫁さんはS県の方で看護婦をしている。
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