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偽りの自分興味ある仕草をほのめかし大抵の事は、興味なかったりする。恋愛も周りで起こっている事も…あまり興味がない。ただ平凡な暮らしがいつもの様に続けばそれでいい。そう思ってた。あの瞬間までは…
高校2年のある日の事いつもの様に美咲と通学路を歩く。
また今まで通り午前の授業が終わり私は、屋上に向かった。
いつもは、誰もいない屋上にポツンと男が立っていた。
同じクラスの加藤だった。
加藤は、クールで学年の王子様的な存在だ。加藤が王子様だろうがなんだろうが私には、興味ない。
何も話しかけずいつもの様に腰掛けパンを頬張る
加藤がこっちに向かってきた
『お前可愛くない』
そんな事は、わかってる。『お前笑ったりはしゃいだりできないの?』私は、首を縦にふった。『そっか…卒業までには、笑えるといいな』そう言って立ち去った。
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