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C「あーマジ疲れた」
A「ねー。最近ホント体力なくて(笑)」
「ちょっと歩いただけでこれだよ」
(プルルルル)
電話をしている音が聞こえる…
B「あーもしもし。 うん。 そう泉田公園だよー。 うん。 宜しく」
B「なんかうちの彼氏が迎えに来てくれるらしいからそろそろ帰るね。」
A「そぅ。うちらは家近いからもう少しいるよ」
どうやらここは泉田公園で、Bだけは家がここから遠いらしくAとCは家が近いみたいだ。
泉田公園は隣町にある公園で、人気が少なく夜にはたまに暴走族が集まると噂の所だ。
俺はマズい所に来てしまったと一瞬思ったが、自分がなめくじであると思い出した瞬間、その考えは何処かへと消えていった。
しばらくすると一台のバイクの音がした。
おそらくBの彼氏が迎えに来たのだろう。
自分はこのあとどうしようか考えた矢先にバックのチャックが開いた!!
どうやら俺はBのバックに入っていたようだ。
身体中に冷や汗が出る。
B「あーまだ入ってたんだ」
そう言うと俺が入ったお菓子の箱を草村に投げ捨てた。
A.C「バイバイ。 また明日」
B「うんバイバイ」
ウォン ウォーーン ウォーン ……
Bが帰った後、二人はお互いの彼氏について話しをしていたが、俺は今日の物凄いストレスと何処からか沸いて来た安心感により、まるで瞬殺されたように眠りに落ちた………
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