全てが狂った

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地震の時、私は美容師の仕事をしていました。 結構な揺れで、すごく長く揺れていたと思います。 植木なんかも落ちたりして 「すごい地震だったねー」 なんて話していました。 すると津波警報がすごく鳴り、ちょうどお客さんのカラーしていて終わり頃だったので急いで流して、みんないっせいに逃げました。 私は自転車だったので、実家に預けてる子供達がすごく心配で急いで帰りました。 実家は津波とは縁がなさそうな場所だと思っていて、ただ酒屋なので、落ちてきたお酒でケガしてないか心配でした。 実家に帰ると、地震対策してたおかげで店の被害はあまりなく、ただ、家の中は仏壇が倒れ、食器が割れたりと大変でした。しかし、子供達の無事を確認すると安心して家の中を片付けていました。 すると、外から大津波だから逃げろ!という知らせがきて、慌てて母と私と子供達とで車に乗りました。 父は「俺は二階にいるからお前達だけで行け」と言われ、私達だけで山の方に逃げました。 ゴミ処理場のある山まで行ったら雪が降り始めました。 津波は来たのか?など携帯のワンセグで見ていたりしたら、メールが届き、不在通知でした。相手はなおと東京にいる妹のれい。 私はすぐなおに電話したけど、混雑していて繋がりません。なので、メールで「ゴミ処理場にいたよ!どこにいた?」と送りました。
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