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皆がその噂で持ち切りだ。犯人は全く分からない。嫌がらせを受けた人物は、皆そんなことをされるような人間ではない。
でも、俺は知っていた。いゃ、知っていたというより、気づいていた。嫌がらせを受けた人物の共通点も、その犯人も。
「優輝君、おはよう!またイヤガラセがあったみたいだねー」
それをやった張本人…要が素知らぬふりで俺に話し掛けてくる。
俺はそれを追求すべきか、迷った。考えることものの数秒。俺は要に真相を聞くことにした。
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