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「好き」
あの時あなたが伝えてくれた「好き」という言葉は本心だったのかな
あの時あなたは最愛の人と別れたばっかりだったね
私はあなたに元気な笑顔で居てほしくて
辛そうな顔を見るのが嫌で
少し優しくし過ぎたかな
あなたから「好き」って言われて本当に嬉しかった
心のどこかでは「身代わり」って言葉が思い浮かんだけど
それでも嬉しかった
「身代わり」としてしかあなたの側に居れないことぐらいわかってた
こんな自分が悔しくて悔しくて嫌だけど
でもやっぱり嬉しかった
いくら一人で浮かれたって
所詮、私は「身代わり」だっただけなのに
でも仕方ないよね
なんであの時、私に「好き」って伝えたのかな
その言葉を信じてたんだよ
信じちゃいけなかったのかな
気持ちがすぐに変わるくらいなら
こんなにも傷つくと知っていたなら
最初から言わないで欲しかった
「好き」という言葉
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