始まりの花

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『私は何を愛していたんだろう』 幸せはすぐそばで私を抱いていたのに・・・・。 桜が最後の一枚を風に差し出し、 花びらが空高く舞い上がる。 七花は溢れた涙を 拭く事もなく 花びらから目が離せなかった。
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