323人が本棚に入れています
本棚に追加
「あんまり調子に乗るなっ!!“神炎(しんえん)”っ!!」
ゴォォォォオオオオ!!!!
僕は周囲から真っ赤な炎の波を出すと、ボンバーめがけてありったけの炎を放出した。
「“風車(かざぐるま)”っ!!!!」
ビュゥゥゥウウウウ!!!!
ボンバーは片手を出しながら僕が出した炎の波に竜巻を向けた。すると、ボンバーの出した竜巻が僕の炎を飲み込んで炎の渦みたいになった。ちぇっ、面倒だなっ。
「これで終わらせるっす!!“火炎車(かえんぐるま)”っ!!!!」
ゴォォォゥゥウウ!!!!!!
ボンバーは無駄に意気込んで炎の渦を僕へ一直線に向かわせた。一方の僕は、次の攻撃はどうしようか悩んでいた。そして、
ゴォォォォオオオオ!!!!!!!!
炎の渦が僕を飲み込んだ。
「…どうやら、俺っちの勝ちみたいっすね。約束は約束っす。今度からちょっかい出すのは無しっすよ。」
リーダーはそう言うと、その場を後にしようとした。…させるかっ!!
「“シューティング・ファイヤー(流れ火炎星)”っ!!!!」
ヒュンッヒュンッヒュンッ!!!!
ボォッ!!!!
「あぢぃぃっ!?!?」
「僕に炎を向けるなんて、やっぱバカだねっ。」
最初のコメントを投稿しよう!