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「それは、君が君の家族を殺めたと…そう思っているからじゃないのか?…それは違うと思うが」
「---!?」
なんでこの人が知っているの?この口振りだと全て知っているみたいじゃん…。
「…ど、どうしてそれをあんたが?」
あたしは当然の疑問を彼にぶつけた。あの事故の事は、心友にしか話してないはず。
「それは、城山未来ちゃんから聞いたんだ」
「城山、未来?」
誰だろう?あたしは顔全体で疑問を表現した。彼はカップを口に運ぼうとしたところで察したようで、こう付け加え、コーヒーを一口飲んだ。
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