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風の男…?誰だ?だが敵ではないはずだ。神騎は直感的にそう考えた。「結ーソレなに?」少女が背伸びしながら聞いてきた。「ん?あぁ…コレがお金ってヤツだ。」神騎は少女にも見えるようにトランクをおろして金を財布に入れ、そこで少女にクレープを食わせてあげるかと思い、再び外に出た。
外に出ると男女三人組が何かを話していた。近づくにつれ、三人の顔と話の内容が聞こえてきた。「士くん!まだ体の調子が良くないんでしょ!もう少し休んでください!ユウスケからもなんとか言ってください!」女がなにやら説得しているようだ。まて…士…門矢士か!?するとまた神騎の脳内に光が走った(俺ともう一人が誰かに手を引かれながら長い道を走っている。そうしていると銀色の幕に巻き込まれ俺は手を離した…)「うっ…」立ちくらみのする体を神騎は必死に耐え「お前が門矢士か…お前は俺がここで消す!!……変身!」神騎はディサイドとなり士に殴りかかった。「なんだ?コイツいきなり襲いやがって。……ライダーか?ここの世界の奴か?まったく…俺は常に人気者だな。仕方がない…わからず屋にはお仕置きだ」《カメンライド…ディケイド!!》二人のライダーがぶつかり合う。「まっ待ってください…士くん!まずは話を…」女は叫んでいる しかしその声は士には届かなかった。「意外としぶといな…」《カメンライド…ファイズ!!》
「ファイズか…なら…」《カメンライド…オーガ!!》
ディサイドの身体がオーガへと変化した。
神騎、新たなる力。
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