その日は突然…

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そして光は周りを見た… やっぱり新しい。 なんで?… 意味が分からない。 光はお寺の外へ出た。 「えっ⁉何⁉ここどこ⁉」 光がそう思うのも無理はない。 何故ならお寺の外は、まるでタイムスリップしたかのように周りには田畑と着物を着て遊んでる子供たちがいたからだ。 「どうしよう…」 光は途方に暮れた。 「あっ!携帯‼……圏外…はぁっ⁉マジヘコム」  その時後ろから 「おや⁉見慣れないお召物…誰でございましょう。」 ビクッ‼ 光は緊張した。  「殺されるかも…」 光は恐る恐る振り向いた。後ろに立っていたのは坊主頭で、ヨボヨボのお爺ちゃんだった。 お爺ちゃんは 「見たこともないお召物。そなたは、どこぞの姫でございましょうか⁉」 光は、戸惑った。 何て言おうか。   制服姿で姫さま…光が黙っていると、お爺ちゃんは何かを察したのか光に、微笑み、うなずき手招きをした。 光は迷った。だが、ここで迷ってもしょうがない。 だって、今逃げても、ここがどこか分からないし、何時代かも分からない。 一か八かでついていくしかない。
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