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光はお爺さんの後へつづく。
お寺の本堂の中へ案内された。
するとお爺さんは、おもむろに、どこかへ行った。そして戻ってきた時に着物を光に差し出した。
お爺さんは
「これを着なさい」と光に渡した。
そしてお爺さんは、またどこかへ行った。
光は考えた。どうしようかと…。
もしかしたらどこかで覗いてるかも💦
光一通り周りを一週した。どうやら本当にいないようだ。
光は着替えた。着物を着るのは初めてだけど浴衣は自分で着れる。
「大体浴衣と同じでしょ。」
と思い制服を畳んで鞄に入れた。
そして飴を食べた。
「そう言えば今何時…」
光は携帯を取出し時間を見た。
10時だった。
「学校どうしよう…」
お爺さんが戻ってきた。「やっぱり丈が足りんかったか」
光は背が163㌢ある。
お爺さんは着物と少し違う柄の布を持ってきた。
そしてお爺さんは
「おい」と誰かを呼んだ。どこからか女の人の声で返事が聞こえ、トタトタと急ぐ足音。
そして光の目の前に現われたのがお婆さんだった。
きっとお爺さんとは夫婦だろう。
お婆さんが
「メンコイ子ぢゃなぁ」
と言った。
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