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スタッフ「向かいのビルにあるバーの光さんがお客様と来ていて、オーナーに会いたいと言ってますけど?」
俺「あぁ。わかった!!」
光…一度挨拶したが、何の用事だろうか?
まだ、開店したばかりで、事務所にいた俺だった。
店内を眺め、カウンターに目を向けた時、彩!
横にいる男になんて、目が行かない
「彩でしょう?」とカウンターに立った。
彩の表情が柔らかくなる。「やっぱり凌くんだった♪」
大人になった彩。
華奢な体。
黒い長い髪。
日に焼けていた肌は、今は白い…だから、茶色の瞳がよけいに茶色くうつる。
ナチュラルメイクは、相変わらずなんだな…。
落ち着いた細身のスーツが彩の細さを強調させている。
きれいに切り揃えられ、淡いピンクのマニキュアの爪は、清潔感を感じた…
やっぱり彩は、彩だな。
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