460人が本棚に入れています
本棚に追加
女を観察してしまうホストの癖に、自分で苦笑いしてた。
だけど、彩は昔のままに素直に「やっぱり、凌くんだったのね。さっき、光の店でタウン紙見てたら、凌くんに似てる写真あって、もしかしたらと、思ったら、確かめたくなったの。」と笑う。
「似てるっていうか、あれは俺だけどな。
彩は、変わらないなぁ…」
彩「本当に驚いたら、喉乾いたよ。とりあえず、ビール。光は?」
光「同じでいいよ。」と彩を見てから、
すぐに「前に会ったことありましたよね?!まさか、彩の知り合いだったとは。これからも、よろしくお願いします。」と、頭を下げた。
俺は「こちらこそ、よろしくお願いいたします。今日は、お休みですか?」
光「いえ。彩の付き合いできました。店には、戻らなきゃならないです。」
彩を見る光の目…ただの客じゃない。
惚れた女を見る目だ。
彩が夜の男と付き合ってるのか?
信じられない…。
最初のコメントを投稿しよう!