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涙目のまま僕を上目遣いで見つめる仕草が可愛くて。
唇を奪うように重ねながら、リビングのテーブルに押し倒した。
「颯汰さ……あっ……」
ワンピースのファスナーを一気に降ろすと、
露わになった下着。
羞じらうように隠そうとする手を一纏めにして、彼女の頭の上に固定した。
『もなちゃん……初対面で言うのも何だけど。
初めて?』
「は、初めてって……肉体的な意味、ですか?」
質問を返すように訊いてくるけれど、赤くなった顔がますます欲望を煽る。
『もちろん。僕に触られるのが嫌なら、全力で抗議してくれな?
じゃないと、このまま抱くよ』
「初めては……颯汰さんが、いいです」
彼女の発言に驚いて、一瞬目を見開いてしまう。
『いいの?手加減しないかもしれないよ』
「はい。私…颯汰さんなら。
ううん。知らない人よりも、颯汰さんがいい」
『もな、ちゃん……』
「……んンっ……」
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