第9話

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場所は戻って浜辺 2人は向かい合ったまま立っていた 「約束通り、十二宮Xレアを返して貰う」 煌太が手を伸ばすと雪菜は黙ったまま十二宮Xレアをさしだした 「よかった………」 煌太が安心していると、雪菜が口を開いた 「煌太君………あなたは私を覚えていない?」 「え…………?」 煌太は訳が分からないまま雪菜を見つめる 「やっぱり覚えていないよね……… あの時は大変だったもんね………」 「白石…………雪菜…………」 煌太の脳裏に見覚えのある風景が映し出された
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