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場所は戻って浜辺
2人は向かい合ったまま立っていた
「約束通り、十二宮Xレアを返して貰う」
煌太が手を伸ばすと雪菜は黙ったまま十二宮Xレアをさしだした
「よかった………」
煌太が安心していると、雪菜が口を開いた
「煌太君………あなたは私を覚えていない?」
「え…………?」
煌太は訳が分からないまま雪菜を見つめる
「やっぱり覚えていないよね………
あの時は大変だったもんね………」
「白石…………雪菜…………」
煌太の脳裏に見覚えのある風景が映し出された
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