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その言葉を黙って聞いていた雪菜はそのまま首を小さく縦に振った
「なんてこった!!
DISTANCEが2人も!?」
蒼司は雪菜とヴァロンを睨みつける
「そぅ………でも、私はもうDISTANCEじゃない」
「なに言ってやがる、DISTANCEは一度入れば抜ける事は不可能
つまり、永遠にDISTANCEで働かなくちゃ生きていけない、そう言う世界なんだよ!!」
雪菜は少し俯く
「俺は知ってるぜ、お前がDISTANCEに加入した訳を―――」
ヴァロンのその一言を聞いた雪菜は目を見開きヴァロンを睨みつける
「どうしても戻らないって言うならバトルして無理矢理連れて帰るが………」
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