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翌日
煌太が目を覚ますと、ユリィが頭上から覗き込んでいた
「うわぁっ!!
ユリィ、なんでそんなとこにいんだよ!!」
「いやぁ、実は、昨日言い忘れた事があって………」
「言い忘れた事?」
煌太は体を起こし、ベッドに腰掛けたままユリィを膝の上に乗せ、話に耳を傾けた
「実は、私のように異界から来た精霊がいるらしいの………」
「ユリィって精霊だったんだ………」
「うん、それでね、そいつは、私と同じ様にコアの原石を持っているんだけど………
そいつは、大天使様に不信感を持っていて、今はDISTANCEにいるらしいの………」
「DISTANCEに…………」
「ただ、気を付けてっていう話なんだ」
「おぅ、サンキュー!!」
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