第7話

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数十分走り続けた結果辿り着いたのは、町外れにある今は使われていない廃坑であった ふと入り口に目をやると、僅かに光が漏れ出している 「あそこか………」 煌太は慎重に入り口に近づき、少しだけ顔を出して中の様子を確認した すると、そこには椅子に座ったままチェーンでグルグルに巻かれた緑の姿があった 「緑!!」 煌太は慌てて中に駆け込む すると、いきなり入り口が締まり、目の前に謎の男が現れた 「誰だ!? お前が緑を!?」 「あぁそうだ……… 俺の名はヴァロン、お前を倒しに来た」
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