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数十分走り続けた結果辿り着いたのは、町外れにある今は使われていない廃坑であった
ふと入り口に目をやると、僅かに光が漏れ出している
「あそこか………」
煌太は慎重に入り口に近づき、少しだけ顔を出して中の様子を確認した
すると、そこには椅子に座ったままチェーンでグルグルに巻かれた緑の姿があった
「緑!!」
煌太は慌てて中に駆け込む
すると、いきなり入り口が締まり、目の前に謎の男が現れた
「誰だ!?
お前が緑を!?」
「あぁそうだ………
俺の名はヴァロン、お前を倒しに来た」
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