序章

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地球政府によって開発されたそのチップは、人間の脳内に埋め込む事により人間の行動を監視し、制御するのが目的である。 個人の意志を無視した発明に、多くの国は反対したが、地球政府はテロやクーデターと言った犯罪の予防を理由に、世界規模でのマイクロチップの導入を決定。 国土が砂漠と化した国々や、政府高官達を取り込まれた国に選択の余地は無く、自給生産能力の低い日本政府が、地球政府の属国となる日もそう遠くは無い状況にあった…。
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