1,初恋

14/30
前へ
/75ページ
次へ
  しばらくすると突然お腹に激痛が走った。 「イタ…!」 私はその場でうずくまってしまった。 食べてすぐ動いたからだ…! かなり痛さでそんなに歩けそうにない。 私はお腹を押さえてどこか休める場所を探した。 だが周りには建物が一切なく道路の周りに電柱と木が並んであるだけだった。 困ったなぁ…。 「キーー。」 だがその時何か物音が聞こえてきた。 音がした方へ振り返ると,そこには小さな公園があった。 こんなところに公園なんかあったっけ? でもあそこで待ってたら,翔が帰ってくるの見えるし…あそこで少し休もうかな。 痛むお腹を気遣いながらゆっくりと公園へ向かって行った。  
/75ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加