1,初恋
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中へ入ると,そこにある電灯だけが公園をほのかに明るく照らしていた。 既に空が真っ暗なせいで遊んでいる子供は一人すらいない。 当たり前か…もう21時過ぎてるし良い子は寝る時間だよね。 私は端っこに並べられたベンチにゆっくり腰をかけた。 「ふぅー」 なんとなく痛みが少し和らいだ気がした。 私はひと息ついてから空を見上げた。
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