2,不審者とスーツ

14/37
前へ
/75ページ
次へ
  「どうしたんだい?顔が青いけど」 男は一歩また一歩近づいてくる。 だが私は逃げるように後ろへ後ずさった。 「どうしたんだ?なぜ逃げる?俺に会いたかったんだろ!?」 男は少し苛立った感じだった。 「あなたは違う…!」 私はキッと睨みつける。 「あの人と会った時は,昼間ではなく夜だったわ。なのにあなたはさっき青い空だと言った…!! あなたは誰なの…!?」  
/75ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加