file7:姫の家庭事情

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本殿に上がるとそこには一人の男性がいた 「ひ、姫ぇえ!」 「パパただいま!」 本殿で抱き合う二人だった 「大丈夫だったのか?変なことされてないな?」 「大丈夫だってば」 姫の強く肩をぐらぐら揺らす 「レム、紹介するね!私のパパ、光明寺常寿」 「はじめまして。姫パパ、僕は光探偵所のレム。こっちは執事のエント。姫はうちの探偵所に住み込みで助手をしてるよ」 エントは深く頭を下げた 「姫!こんな子どもの遊びみたいな仕事で大丈夫なのか!?パパすごく心配!」 「だーかーら!大丈夫!」 またもや姫の肩をぐらぐら揺らす常寿 「ならいいが……姫に何かしたら怒るからな!」 「しないって!ていうか姫パパ、ちゃんと姫にお金あげなよ?」 そういって探偵所の住所を書いた紙を渡す 「姫!いまからはパパがちゃんと毎月はらうから、自分で稼いだお金は好きなようにしていいからな」 「ありがとう!パパ!」 姫達は本殿から出た
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