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「あんたって 1ヵ月前から行方不明になっていたんじゃなかったっけ?」
「ん~そうだな、宇宙にいたんだよ」
ふざけんじゃないわよ! 的な顏をする間崎であったが、虎丸は別にふざけている訳ではない。
なぜなら虎丸は本当に1ヵ月前から宇宙でとある修行をしていたのだから。
そんな会話をしながら、夜道を歩く虎丸と間崎。
途中でおっさん達が、「おっさん達とあそばない~」 的なことを言いながら近寄って来たが、虎丸は無言でぶっ飛ばした。
虎丸は思う。
いつからこんな漫画みたいな国になったんだ。
虎丸は間崎をよく観る。 肩まで伸ばしている髪、 150cmくらいの背。
なんと言っても、
「おまえ!」
「何よ」
少し驚いたような顏をする間崎
「可愛いな!」
しまった。 声に出てしまった。 次の瞬間虎丸の顔面に鉄拳があたる。
「ぐふぁ!」
「何言ってんの!?」
「ゴメン」
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