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「なんだよ小嶋さん!」
「なにもー」
相変わらずの小嶋さん。
そんな小嶋さんとは、大の仲良し。
あたしがあっちゃんを好きなことも知ってるし、隠し事は何もしてない。
小嶋さんは、あんまり自分のこと話してくれないけど。
そんなことを思っていれば、スタッフさんが呼びに来て収録が始まる。
たかみなはパッと目を覚まし、あっちゃんを起こす。
寝起きの悪いあっちゃんも、たかみなの前では素直に起きてたかみなに甘えるんだ。
「んー…たかみなおんぶー」
「なにいってんの!ほら、早く行くよ!」
しぶしぶたかみなに手を引っ張られ歩き出す。
あたしは見逃さなかった、ふてくされながらも嬉しそうに口元がにやけているあっちゃんを―
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