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･･････ダメだ。まったくいい策が浮かばん･･････。
ｳｪｲｽとﾀｲﾐﾝｸﾞを同じくして、指揮官であるﾏｯｸｫｰﾄﾞもいい撤退策が無いかと頭を悩ませていた。
さっき撤退だとは言ったもののこれといった作戦も伝えていなかったので、部隊全体が全然身動きつけていない状況だ。
満足な重火器もないのだ。当然といえば当然なのだが･･･
･･････よし、この際考え方を変えてみよう･･･。
ﾏｯｸｫｰﾄﾞはそう考え、再び思考を巡らせた。
よし、まず今この場に敵の足を一度に止めることができるほどの武器はない。よって撃退なんてことは不可能だ。
･･･つまりここに留まり敵を迎え撃つのは好ましくない。どっちにしろ回収地点まで退却するのには変わりないんだ･･･。
逆にこんなところにいつまでもいたら、先に回収地点に着いている味方に負担がかかる･･･。
やはりこの状況で一番手っ取り早い方法は･･････
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