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ヘリに乗っている他の隊員達もコックピットが騒がしいことに気づき始めたらしく、若干心配そうな様子でパイロットのやりとりを聞いている。
「パイロット、何か問題でも起きたのか?」
いまいち状況が掴めずにいると、ちょうどタイミングよくマックォード軍曹がパイロットに状況を聞いてくれた。
するとパイロットは難しい表情をしながら振り返り、口を開いた。
「ええ・・・、かなり面倒なことに・・・」
「・・・どういうことだ?」
―――――――――――
[グライドSIDE]
「・・・それはお前・・・大問題じゃねーか。」
「・・・だから深刻だって言ったじゃないですか。」
「・・・そうだったか?」
「コートランド軍曹、さすがに今ボケるのはよして下さい!!!」
俺は今、部下達と俺達を乗せたブラックホークのパイロットから通信の内容を聞いていた。
なんかかなりヤバイらしい。
で、ヤバイんだねって思ったこと口にしたらベンに怒られた。
・・・別にボケたつもりは無いんだが。
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