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そうだ、この大切な部下達だけは死なせない・・・!!
そしてコイツらも死にたいなんてもっぱら思ってない。
俺が弱気になってどうすんだ。
確かに最悪と言えば最悪だ。
だが・・・
「・・・だが!!忘れるな!!!お前達は合衆国軍が誇る海兵隊だ!!!そこらの軍隊とは訳がちがう!!!
中国海軍がなんだ!!!やつらが大多数でくるならその数だけミサイルを撃ち込んでやればいい!!!
例えやつらが所有する戦闘機全てを送り込んで来ても俺達は決して負けん!!!
同志達よ!!!合衆国軍海兵隊がどれだけのものか、やつらに教え込んでやろうじゃないか!!!」
そして・・・・・・
「そして、必ず生きて再び祖国の土を踏もう!!!!」
「オォォォォーーー!!!!」
息を切らしながら喋り切った瞬間、機内からもインカムからもとてつもなくデカイ声が俺に返ってきた。
・・・いや~冷静に考えるとよくまああんなセリフを次々吐けたもんだ。
なんかSF映画みたいだぜまったく・・・。
でも部下の士気はぐんと上がったな。
・・・これでブラックホークが墜ちる確率が下がったことを願おう・・・。
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