センパイと屋上で

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「夢ちゃん?」 顔が赤くなっているし、涙目になっている。 そして、ぼんやりと会長を見つめてたりする。 「これはもしかして…」 「…えっ? 未衣、何か言った?」 「んーん。なんでもないよ。ちょっと生徒会室に行ってくる」 焦る夢ちゃんに手をひらひらふる。 やばい。顔がにやけちゃうよ。 夢ちゃんってば、なんて可愛いんだ。 私は、会長さんと、何か言いたそうにしている夢ちゃんをその場に残して歩きはじめた。
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