開始

7/20
前へ
/104ページ
次へ
そのドアからは、服部のようにハットリ君のお面を付けた人達が、10人くらいやってきた。服部と違い、全身真っ白のスーツだ。 「こいつだな??」 やってきた白スーツのうちの一人が服部に聞いた。 「あぁ。」 服部は先程発狂していた男を見て言った。 「佐々木隆司様・・・・。」 ハットリくんのお面をつけた白スーツ達は、発狂していた男を抱え上げ、先程入ってきたドアの方に向き直した。 「佐々木隆司様、デリートします。」 そう言い、不気味な白スーツは、男を連れて消えていった。 残った服部が口を開いた。 「佐々木隆司様は死亡いたしました。ここでは暴力、暴言などは一切禁止になってますので・・・・・・」 服部はそう言うと、ふふふと笑った。 ・
/104ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加