20歳

31/33
前へ
/153ページ
次へ
「どうせ男だろ」 ドキリとした 図星だったが「違うよ」と嘘をつく あれ? なんで嘘をつく必要があったんだ? その嘘を見透かしたように晃子は口調を荒げた 「うちら友達をそっちのけで 男のケツ追っかけてたんだろ!?」 間違いないそうなるね でもさ あんたが好きな男できたときだって私そっちのけにされてたしね 友達の恋を応援してくれる気はないのか? 相変わらず自分勝手な女だな!! とは 思っていても言えない 黙って話を聞いているととんでもないセリフが晃子の口から飛び出した 。
/153ページ

最初のコメントを投稿しよう!

62人が本棚に入れています
本棚に追加