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サクラサク
ママの情報で、私はこの学園を受験し見事、合格した。
桜が舞い散る、門の前で私は顔を上げる。
アオイソラ
この学園に、いるんだ。
ずっとずっと、会いたかった初恋の彼が・・・・・。
軽く深呼吸をすると、肩ごしにママが囁いた。
『気合い入れて、頑張ってね。』
『もう、ママ!!』
『はぁ!?勉強に決まってんでしょ!?可笑しな子ねぇ~(笑)』
…そうですか、そう聞こえなかったんですがねぇ~
クスクスと笑う ママの背中を睨みながら、私は門をくぐって 白羽野学園へと足を踏み入れたのだった。
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