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小さな恋の記憶は ほとんどが5歳の時のもの。
出来ることが増えて。
お友達とも馴染めて。
私は明るく面白く振る舞うことでそれをカバーしているつもりだった。
変顔をしたら、みんなが笑ってくれる。
『ユウネ、リンの変な顔してない時がいい。』
5歳のユウネ君に…
私が無理していたことが わかったのか… わかってないのか…
私の中のユウネくんは この10年かなり美化されてきてるかもしれないなぁ。
あと数ヶ月で一年生になるというときに、私のママとユウネ君のママが仲良くなった。
ユウネ君の家に、お泊まりしたり一緒にお風呂に入って髪をユウネ君に洗ってもらったり…
(きゃーきゃーっ!いくら小さな時とはいえ・・・)
一緒に 寝るとき繋いだ手は 温かかったのを覚えているよ。
大好きだった・・・・
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