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ハプニングがあったけど、式はそれから滞りなく済んで、私達は各クラスへと向かうために 渡り廊下を歩いていた。
目映い 日差し。
爽やかな風と、和やかな談笑。
『ごめんねぇ、さっきは…』
並んで歩くシホが 笑う。
『とんだ、とばっちりやなぁ!?』
シホの後ろから、ひょこっと顔を出した 人懐っこい笑顔が私を覗いた。
『亮太!?』
『俺、相田亮太よろしくな!』
・・・・相田って…
『ごめんねぇ、リン。コイツ一応私の双子の弟。』
『あぁ。』
シホと亮太が並び、笑っていた。
『そういえば、似てるかな。』
『ま、二卵性だけど親は同じやからな。リンちゃんよろしくな。』
亮太君が加わり、賑やかさが増して、早速 友達が出来たことに嬉しく思う。
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