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そしてそのノートが今手元に戻ってきたのだがそのノートに名前も書いていなかった
「公司、それやるなよ?俺が困るんだからさ。」
先生は笑いながら、バカにしている目で
俺に忠告してきたのだ。
俺は作り笑いでそれを回避した。
こんな田舎だけれど先生の給料はいい金額
の噂だ。
変に怒らせ給料がなくなるのは誰もが回避
したいだろ。
だから真面目に先生をやる人は誰一人といないのだ。
「お前本気じゃないよな?」
隣の席の親友も笑いながら聞いてきた。
「あはは…」
と笑いそれ以上の攻撃を回避する。
誰も賛成してくれるわけがないと思った。
でもあいつだけは違った。
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