一話

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桐原美紀は 気の利く女の子で、 器量もよく、 周りの男からもよく声をかけられていた。 しかし、モテるにも関わらず それを自慢したり威張るようなこともしない、 本当に良くできたお嬢さん。 そんな子に飲み会の度に潰れ、優しくしてもらう。 ……惚れないはずがないではないか。 兎にも角にも、惚れてしまったのは百歩ほど譲って良いとする。 今まで、何人も彼女に挑み、散った男を見てきた。 そんな魅力的なオンナに自分が惚れてしまっても無理はない! でも、先も説明した通り 惚れるまでの過程が悲惨だった。
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