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綺麗な服で飾られた私は
顔合わせの会場へと向かった。
東条家の方は先に着いているようで
少し緊張する。
和式の廊下を歩いて
突き当たりに
待ち合わせの部屋を見つけた。
執「私達はここでお待ちしております」
目を合わせ返事をした。
羽「遅れて申し訳ございません。」
膝を着き
深呼吸をして襖にに手を掛けた。
羽「失礼します」
すぅーっと襖を流すと
テーブルを挟んだ向かい側に彼はいた。
少しくせのある髪はふわふわとしていて
意外にも優しい印象を持った。
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