副隊長のお仕事

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「そ…そうですか… それはまた今度にでも。 今は…あー仕事がたまっているので」 そう言いながら さっきまで格闘して書類の山を指差す 「えー!!!! 仕事なんかほっとけばええやん」 「………」 ……元は貴方の仕事なんですけど? 喉元までかかった言葉を飲み込み 隊長が入って来たときのまま 半開きになったドアに視線を走らせた あーどうやったら逃げられるだろう… ガシッ え、何かに腕を捕まれたんですが 「逃がさへんよ~っ」 「ヒィッ…」 捕まれた腕の先を見ると…… いつのまにか隊長が真横に来て、 僕の腕に自分の腕を絡ませてるし これじゃ逃げられないよ
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