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PMC
Private Military and Security Companies
主に国家を顧客とする警備会社のような存在であり、上記で働く戦闘要員をコントラクター(Contractar・請負人、契約者)と呼ぶ
様々な形態があるが、主なものは下記の三種類である
・直接戦闘参加型
・兵站、整備、物流請負型(非殺傷)
・戦略、戦術アドバイザー、及び地元兵員の訓練、教育業務
PMCが連隊や大隊などの正規軍のような戦術単位での部隊を編成することはなく、他国の正規軍との直接戦闘は行わない
主な相手はテロリストやゲリラなど軍人ではなく、警察では手に負えない「犯罪者」とされる相手
戦闘機や攻撃機、攻撃ヘリや歩兵戦闘車を保有する例もある
基本的には、護衛対象の傍で常に周囲に銃口を向けて威嚇し、襲撃を断念させることが主目的であり、直接の戦闘行為は最後の手段とされる
PMCはジュネーブ条約で「傭兵」として扱われないため、正規軍のような軍服を着用することはめったにない。このため、民間人に近い服装の上にボディアーマーや銃器を装備した「PMC装備」と呼ばれる独特なスタイルをすることが特徴である
また、特定の国家や組織に帰属しないために、忠誠心の欠如などの問題を抱えていることが多いという短所もある
【作中では、「国際軍事規定条約」と呼ばれる架空の条約により、個人を顧客とするものは傭兵と区分されます】
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