第 一 章

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「みんな~待たせてすまんのぅ。」 曲がった腰でプルプルと杖を震わせながら、重い膝を懸命に動かしながら現れた老人【ぺぇ】。 「あら、ぺぇしゃんが来たわよ」 「待っておったんじゃよ~今回こそ私とチームを組んで欲しいわ~」 老婆達が憧れの眼差しを投げかけながら、我先にと集まって来る。 ぺぇはこのホームのリーダー的存在であり、また、老婆達のアイドル的存在でもあるのだ。  
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