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「それより皆さん、そろそろご飯にしませんか?」
時計を見ると時間は正午を過ぎた辺り。
もうこんな時間か。
四人が来てから結構時間が経つの早いな。
「さんせー!お腹ペコペコだよ~」
「アタシもワン」
「そうだな。腹が減ったぜ」
「俺も、だな」
全員一致か。
「決まりですね。では誠吾くん、買い出しに行きましょう」
そう言って雅さんは俺の腕に絡み付くように抱き着く。
女の子としては十分に育っている柔らかい胸の感触がしっかり伝わってくる。
「ちょ、雅さん!?」
「良いじゃないですか。なんならこの服を全部脱いでから抱き着きましょうか?」
「アンタは取り敢えず脱衣すりゃ俺が落ちると思ってるのかぁああああああああああ!!」
「みやちゃんズルイ!」
とキリカが言って反対の腕に抱き着いてきた。
あぁ、もう!
何でこうなるんだぁああああああああああ!!
「修羅場だ修羅場ワン。せーごを取り合っての修羅場だワン!」
「テメェ助けろよ、ワン子!」
「アタシはこういうのを見るのが大好きなの忘れたかワン?」
……すっかり忘れてたよ。
「……誠吾のバーカ」
そして水留からは何故かバカと言われた。
……何で?
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