よんてんさん、厨二でレズでおっぱい

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「……な、何故ここに?」 「やぁ、私の嫁ことつづみん、さっき振り」 悪役みたいに不敵な笑みを浮かべてソファで寛いでいる。 クスクスと笑っている彼女は水留を見て反応を楽しんでいやがる。 「おま、どうして……」 「ん?簡単な事さ。千里眼さ」 寄川は立ち上がってリビングをぐるぐる回りながら俺達を見る。 「それにしても野館、随分と良い家に住んでるじゃないか。とても一人暮らしするには勿体ない家だ」 確かに。 俺の家は三階建ての5LDK。 両親はスパイという馬鹿げた仕事をしている。 家に帰って来るのは百年に一度だ、とかほざいていた。 今の寄川を見ていると、さっきまでの態度とはえらい違いだ。 コイツ、性格が不安定だな。 「ん、どうした?二人共。ポカンとして」 「薄々感づいていたが、お前まさか……」 水留は何かに気付いたのか寄川に問おうとする。 しかし、途中で言葉が止まる。 「まさか……何だ?」 「いや……気にするな」 多分水留は異能所持者かどうかを聞きたかったのだろう。 しかし、相手が厨二病とタチが悪い。 もし異能を持っていなかったらどう処理すれば良いか分からない。
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