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「……な、何でせーちゃんが?」
「いや、昼飯出来たから呼びに来たんだが……つーかその格好は?」
オイ、何でこんな冷静に話してんだよ。
キリカなんか顔が真っ赤なのにさ。
俺はこういうのには全然慣れていないのに何でこんな落ち着いてんだ?
自分の冷静さに驚いていると雅さんの口から衝撃の一言が飛び出た。
「あ、負けたら一枚ずつ服を脱いでいくゲームをしてたんですよ」
「……は?」
今、何て言った?
「せーごは頭悪いかワン?せーごが分かるように言い換えるなら脱衣ゲームをしてたワン」
「いやそっちじゃねぇよ!?何で今してんだよ!?」
「何でって……暇だからに決まってるワン」
「そんな理由でしてんじゃねぇぇぇえええええええええええええええええ!!」
久々に声を荒げてツッコミした気がする。
だが、今はそんな事より。
「とにかく!さっさと服着て昼飯食べろ!ラーメンだから伸びるぞ!」
ドアをバタン!とデカイ音を立てて閉める。
全く、普通人の家で脱衣ゲームなんかするか!?
いや、そもそもどんな場所でもやらんだろ!
したけりゃエロ親父とかとしろよ!
………………。
いや、エロ親父とかとはしなさそうだな。
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