よんてんさん、厨二でレズでおっぱい

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昼飯を食べ終え、食器洗いも済ませた俺はリビングでテレビを見て寛いでいる五人の所へ向かう。 一人は水留にベタベタくっつき、三人はボーッとテレビを見ている。 水留だけが可哀相な光景だな。 しかし、そんな事より、 「……お前らって何しにウチに来たんだ?」 昼を食べに来て、ウダウダテレビを見て一日を過ごす。 これだけの為に来たなら即刻家から引きずり出そう。 「泊まりに来たって最初に言いましたが?」 「それは分かってます。けど、ウダウダするだけなら俺も追い出しますよ?」 「ですよね。そう思って幾つかする事は考えてます」 ほぅ、一応する事はあるんだな。 「ゴールデンウイークと言えば遊びというイメージがありますが、学生である私達にはもう一つ連想するものがあります」 「で、それは?」 雅さんは立ち上がり、自分のトランクをガサガサと漁る。 それと同時に他の三人も漁り始めた。 そして、中から出した物は、 「みんなで宿題を抹殺しましょう」 宿題だった。 ……成る程ね。 確かにこれだけ人数がいれば宿題なんかすぐに片付けられるな。 『三人寄れば文殊の知恵』だからな。 ま、俺達五人だけど。
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