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そんなスペック高いオーストラリアン母さんなのに何で子供が英語無理なの！？
「因みにお母さんはお父さんに毎日夜這いをしに行く位愛しているんだ。そりゃ毎日激しいプ――」
「それ以上は止めろぉぉおおおおおおおおおおおおお！！」
かなりのハイスペックな母さんだと思ったらかなりのド変態でもあったのか！？
……ん？
そういやこれって……。
……あぁ。
俺は気付いてしまった。
「……キリカ」
キリカの肩に軽くポンと手を置く。
「うん？何かな？」
「お前……残念な所は親に似たんだな……」
そう告げるが、本人は一切分かっていないみたいだ。
「え……？どゆこと、せーちゃん？」
「分からないなら気にするな」
再び英語の問題に取り掛かるのだが、キリカは気になるのか問い続ける。
「ねぇ、せーちゃん。さっきの言葉の意味は何なの？」
「ここの問題難しいんだけどさ、教えて欲しいか？」
「えっ、どこどこ？」
面倒になった俺は問題でごまかした。
その後もキリカに教えながら宿題を片付けていき、英語を終わらせた。
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