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雅さんが今のところ優勢だな。
「どうやら目利きは本当みたいなので一応保留で。ワン子は?」
最後にワン子に聞く。
コイツも手を挙げていたし聞かなきゃ何されるか分からないからな。
「アタシも選ばれる自信はあるワン」
「自信満々だな」
「まぁそうワン」
腰に手を当て、エッヘンと言わんばかりに胸を張る。
……よく見ればさ、胸、大きかったりするんじゃね?
分厚めの服装ながらもタユンと揺れたし。
「嫌らしい目で見るんじゃないワン。いくらせーごでもキモいワン」
何故バレた?
「すいませんでした」
「見るなら見ると宣言しろワン。そしたら思う存分見せてやるワン」
「待て待て、ちょっと視線がそこにいってたからっておかしくないか?」
「せーちゃん!私はいつでもオッケーだよっ!」
「五月蝿いわド変態!不意に弱い癖によく言えるな!」
キリカに的確なツッコミを入れると頬を紅く染め、モジモジとする。
「あ、あれはその……心の準備が……」
「心の準備あったんだ!?」
「あ、当たり前だよ!僕だって人間なんだから!」
……いや、そういう意味じゃないんだ。
俺はお前ならどこでも構わず脱いだりしそうだからそういう意味で言ったんだ。
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